メトロノームとは?

 メトロノームをお持ちですか?

メトロノームの使い方は間違えるととっても窮屈な音楽になりますので

注意が必要です。

 演奏の練習に使うならば、それはあくまでも、

どのくらいの速さで弾くのか?と目安を知る程度にしましょう。

 

 決して、演奏全てに、メトロノームの拍を当てはめようとしない事です。

 

 音楽には心のこもった台詞のように、いつも若干の心地良い揺れがあります。

その台詞が例えば、悲しい心を表したものならば、少しずつ、ゆっくりと話すでしょう。

逆に高揚した心を表すものならば、意気揚々と話すでしょう。

その時に、同じテンポで台詞を話す人は、大根役者と言われるでしょう。

音楽も同じように、終始なんの揺れもなく同じテンポで演奏すれば、

それは、無味乾燥な音楽、表現のない音楽になりかねません。

 

 メトロノームは機械なので、一定の速さから変わることができません。

でも、人の心を表現したり、自然の雄大さを表現したりする音楽が機械的では困ります。

 

 まだにわかに信じがたい方は、まず着メロにメトロノームを使ってみて下さい。

曲はなんでも良いです。

…ぴったりと拍を刻んでくれたことでしょう。

これらはコンピューターで作られているので、一寸の狂いもありません。

その代わり、これに情緒を感じる方はいないでしょう。

 

 次に、生のクラシックの音楽、ピアノでもなんでも良いのですが、

プロの演奏にメトロノームを使ってみて下さい。

例えがあったほうが良いと思ったので、youtubeでひろってきました。

 

この曲は♩=60くらいでメトロノームを使ってみてください。

はじめのうちは音とメトロノームが合うでしょうが、

そのうちずれていくことに気が付くと思います。

この微妙なずれを、注意したい方がいるでしょうか。

もし、この歌手がメトロノームの機会的な拍で歌うとどうでしょうか。

 

でも子供の場合は別問題なのでは?と思われるかもしれませんので、

また次回に続きたいと思います。